もどる
手もなく孔雀の羽根を身に着けて威張っているようなものですから。
夏目漱石「私の個人主義」
背景解説
「孔雀の羽根を身に着けて威張る」って表現が面白い。本当は自分のものじゃない知識や経験で偉そうにしてる人っているよね。漱石の自己分析が鋭くて、同時に皮肉も効いてる。
その孔雀の羽根、本当にあなたのものですか?
あらすじを見てみる →
本文を読む →
『私の個人主義』の他のひとふみ
私はこの世に生れた以上何かしなければならん、といって何をして好いか少しも見当がつかない
夏目漱石
自己の個性の発展を仕遂げようと思うならば、同時に他人の個性も尊重しなければならない
夏目漱石
今までは全く他人本位で、根のない萍のように、そこいらをでたらめに漂よっていたから、駄目であった
夏目漱石
ああここにおれの進むべき道があった! ようやく掘り当てた!
夏目漱石
自己の所有している権力を使用しようと思うならば、それに附随している義務というものを心得なければならない
夏目漱石
私はその変な画を眺めるだけで、講演の内容をちっとも組み立てずに暮らしてしまったのです。
夏目漱石
私はこの嚢の中から出る事のできない人のような気持がするのです。
夏目漱石
私は多年の間懊悩した結果ようやく自分の鶴嘴をがちりと鉱脈に掘り当てたような気がしたのです。
夏目漱石
豆腐屋が豆腐を売ってあるくのは、けっして国家のために売って歩くのではない。
夏目漱石
← ホームに戻る