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風立ちぬ
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背景解説
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ああ、そのときのお前の顔色の、そしてその唇の色までも、なんと蒼ざめていたことったら!
堀辰雄「風立ちぬ」
背景解説
恋する人の些細な変化も見逃さない繊細な観察眼。「蒼ざめていたことったら」という感嘆の表現に、愛と不安が混じり合った複雑な感情が込められている。
この蒼白さが何を暗示していたのか
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『風立ちぬ』の他のひとふみ
風立ちぬ、いざ生きめやも。
堀辰雄
そんなにいつまでも生きて居られたらいいわね
堀辰雄
こうして私が数時間前から座っているのに、どうもまだこの部屋は空虚のようだ。
堀辰雄
私たち、これから本当に生きられるだけ生きましょうね……
堀辰雄
そういうお前であるのなら、私はお前がもっともっと好きになるだろう。
堀辰雄
「哀愁」が響くひとふみ
死んで行く人は美しい。
太宰治
ザネリはもう帰ったよ。お父さんが迎えに来たんだ
宮沢賢治
運命に従順な人間の姿は奇妙に美しいものである。
坂口安吾
さっき一度紙くずのようになった二人の顔だけは、もうもとのとおりになおりませんでした。
宮沢賢治
寸善尺魔、とは、まったく本当のことでございますね。
太宰治
立派な身なりの、五十年配の奥さんが、椿屋の勝手口にお酒を売りに来て、一升三百円、とはっきり言いまして。
太宰治
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