もどる
私は決心致しました。
田山花袋「蒲団」
背景解説
これ、今でいう「全てを捨てて好きな人と駆け落ちします」宣言なんだよね。1907年の時代に、女性がこんなこと言うのはマジでヤバかった。当時の社会的な制約を全部ぶち破って、愛を選ぶっていう超絶勇気ある決断。
でも、この決断の裏には、彼女を愛していたはずの「先生」の、とんでもなく醜い本性が隠されていた...
あらすじを見てみる →
本文を読む →
『蒲団』の他のひとふみ
三十六にもなって、子供も三人あって、あんなことを考えたかと思うと、馬鹿々々しくなる。
田山花袋
道を歩いて常に見る若い美しい女、出来るならば新しい恋を為たいと痛切に思った。
田山花袋
とにかく時機は過ぎ去った。彼女は既に他人の所有ものだ!
田山花袋
私共は熱情もあるが理性がある!
田山花袋
若い二人の恋が愈いよいよ人目に余るようになったのはこの頃であった。
田山花袋
← ホームに戻る