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作者詳細
九鬼周造
くきしゅうぞう
1888–1941
評論・思想
1作品 / 11フレーズ
東京生まれの哲学者。ヨーロッパ留学でハイデガーやベルクソンに学び、帰国後「『いき』の構造」で日本独自の美意識を西洋哲学の手法で分析した。江戸の粋を媚態・意気地・諦めの三要素で解き明かした独創的な美学は、今なお広く読まれている。
全1作品
「いき」の構造
評論・思想
「いき」とは何か——日本独自の美意識を哲学的に解剖した名著
1930年 / 約125分 / 11フレーズ
九鬼周造のひとふみ
生きた哲学は現実を理解し得るものでなくてはならぬ。
九鬼周造
我々に直接に与えられているものは「我々」である。
九鬼周造
媚態とは、一元的の自己が自己に対して異性を措定し、自己と異性との間に可能的関係を構成する二元的態度である。
九鬼周造
媚態の要は、距離を出来得る限り接近せしめつつ、距離の差が極限に達せざることである。
九鬼周造
「いき」は媚態でありながらなお異性に対して一種の反抗を示す強味をもった意識である。
九鬼周造
「いき」は「浮かみもやらぬ、流れのうき身」という「苦界」にその起原をもっている。
九鬼周造
「野暮は揉まれて粋となる」
九鬼周造
「いき」は恋の束縛に超越した自由なる浮気心でなければならぬ。
九鬼周造