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よだかは実にみにくい鳥でした。
宮沢賢治「よだかの星」
背景解説
たった一文で読者の心を掴む書き出し。「実に」という副詞が残酷なほど容赦ない。宮沢賢治は子ども向けに書いているのに、一切手加減しない。見た目で判断される苦しみ。これは容姿だけの話じゃない。学校のカースト、SNSのフォロワー数。何かで序列をつけられる痛み。
この一文が、すべての始まり。
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『よだかの星』の他のひとふみ
ああ、かぶとむしや、 たくさんの羽虫が、 毎晩僕のお口のなかにはいる。
宮沢賢治
よだかはもう 泣きだしたいくらいでした。
宮沢賢治
お日さん、お日さん。 どうぞ私をあなたの処へ 連れてって下さい。 灼けて死んでもかまいません。
宮沢賢治
よだかはどこまでも、 どこまでも、 まっすぐに空へ のぼって行きました。
宮沢賢治
そしてよだかの星は 燃えつづけました。 いつまでもいつまでも 燃えつづけました。
宮沢賢治
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