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願わくはこれを語りて平地人を戦慄せしめよ。
柳田国男「遠野物語」
背景解説
昔々、岩手県の遠野という場所には、山の奥に住む謎の生き物たちや神様の話がいっぱいあったんです。その地元の人たちから聞いた不思議な話を、東京とかの都会に住んでる人たちに教えて、みんなをびびらせたいって思い込んでるんですよ。つまり、誰も知らない怖い世界があるってことを、絶対に伝えたいって強い執念がにじみ出てる言葉です。
その『戦慄させたい話』って、実は今のホラー映画やオカルト動画の元祖みたいなもんなんですけど、ほんっとに怖いのか気になりませんか?
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『遠野物語』の他のひとふみ
自分もまた一字一句をも加減せず感じたるままを書きたり。
柳田国男
馬を駅亭の主人に借りて独り郊外の村々を巡りたり。
柳田国男
小字(こあざ)よりさらに小さき区域の地名は持主にあらざればこれを知らず。
柳田国男
ここにのみは軽く塵たち紅き物いささかひらめきて一村の緑に映じたり。
柳田国男
問題の大小をも弁(わきま)えず、その力を用いるところ当(とう)を失えりという人あらば如何(いかん)。
柳田国男
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