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二月の二十幾日に紫宸殿の桜の宴があった。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(08 花宴)」
背景解説
紫宸殿の桜の宴。この華やかな一文から始まる花宴の帖は、源氏が朧月夜と運命的に出会う夜を描く。たった一行の情景描写が、ドラマの幕開けを告げる。
宮中の宴が、禁じられた恋の舞台になる。
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こうした不用心な時に男も女も間違った運命へ踏み込むものだと源氏は思った。
紫式部(与謝野晶子訳)
朧月夜に似るものぞなき
紫式部(与謝野晶子訳)
うき身世にやがて消えなば尋ねても草の原をば訪はじとや思ふ
紫式部(与謝野晶子訳)
有明の君は短い夢のようなあの夜を心に思いながら、悩ましく日を送っていた
紫式部(与謝野晶子訳)
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