杜子春は寒さと恐しさとに、殆(ほとんど)気を失いそうになりましたが、しかし鉄冠子の言葉を覚えていましたから、唇を噛みしめたまま、じっと我慢をしていました。
芥川龍之介杜子春
背景解説
虎が襲ってきても、嵐が吹き荒れても、杜子春はひたすら黙って耐え続ける。この忍耐力、すごくない?でも実はこれ、本当の試練はまだ始まってすらいなかったんだよ。
杜子春の沈黙を打ち破るのは、恐怖ではなく、あるものだった。
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