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高瀬舟
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背景解説
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安寿恋しや、ほうやれほ。厨子王恋しや、ほうやれほ。
森鷗外「高瀬舟」
背景解説
母親の心の歌。単調な繰り返しの中に、子を想う母の愛が込められている。この哀しい歌声が胸に響いて離れない。
この歌声の主は本当に母親なのだろうか
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『高瀬舟』の他のひとふみ
わしは人の野宿をしそうな森の中や橋の下を尋ね回って、これまで大勢の人を連れて帰った。
森鷗外
これが別れだよ。安寿は守本尊の地蔵様を大切にしておくれ。厨子王はお父様の下さった守り刀を大切にしておくれ。
森鷗外
ええ。これまでじゃ。奥様、ご免下さいまし
森鷗外
愚か者と見える。名はわしがつけてやる。姉は病気を垣衣、弟は忘れ草を萱草だ。
森鷗外
籠や鎌は捨てておいて、子だけ持って行くのだよ
森鷗外
「厨子王」という叫びが女の口から出た。二人はぴったり抱き合った。
森鷗外
私にもそうらしく思われて来ました。逃げて都へも行かれます。
森鷗外
「哀愁」が響くひとふみ
死んで行く人は美しい。
太宰治
ザネリはもう帰ったよ。お父さんが迎えに来たんだ
宮沢賢治
運命に従順な人間の姿は奇妙に美しいものである。
坂口安吾
さっき一度紙くずのようになった二人の顔だけは、もうもとのとおりになおりませんでした。
宮沢賢治
寸善尺魔、とは、まったく本当のことでございますね。
太宰治
立派な身なりの、五十年配の奥さんが、椿屋の勝手口にお酒を売りに来て、一升三百円、とはっきり言いまして。
太宰治
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