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高瀬舟
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愚か者と見える。名はわし...
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背景解説
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愚か者と見える。名はわしがつけてやる。姉は病気を垣衣、弟は忘れ草を萱草だ。
森鷗外「高瀬舟」
背景解説
人間を物扱いする冷酷さ。名前まで奪われる屈辱は、人格の完全否定。この非道さに怒りが沸き上がる。
この屈辱から二人はどう立ち上がるのか
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『高瀬舟』の他のひとふみ
わしは人の野宿をしそうな森の中や橋の下を尋ね回って、これまで大勢の人を連れて帰った。
森鷗外
これが別れだよ。安寿は守本尊の地蔵様を大切にしておくれ。厨子王はお父様の下さった守り刀を大切にしておくれ。
森鷗外
ええ。これまでじゃ。奥様、ご免下さいまし
森鷗外
籠や鎌は捨てておいて、子だけ持って行くのだよ
森鷗外
「厨子王」という叫びが女の口から出た。二人はぴったり抱き合った。
森鷗外
安寿恋しや、ほうやれほ。厨子王恋しや、ほうやれほ。
森鷗外
私にもそうらしく思われて来ました。逃げて都へも行かれます。
森鷗外
「怒り」が響くひとふみ
あなたの神様、嘘の神様よ
宮沢賢治
この蜘蛛の糸は俺のものだぞ。
芥川龍之介
俺たちもう一文も無い。くそ。こら
小林多喜二
人間の命を何だと思ってやがるんだ!
小林多喜二
人をばかにしていやがる、こんな所に我慢が出来るものかと思ったが仕方がない。
夏目漱石
文学はわれわれがこの世界に戦争するときの道具である
内村鑑三
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