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妹はそのとき、もう手紙の主が誰であるか知っていたのです。
太宰治「葉桜と魔笛」
背景解説
姉が必死に書いた偽の恋文。妹はその嘘を全部わかっていた。でも知らないふりをして喜んだ。妹の優しさが、姉の優しさを受け止めていた。嘘と嘘が重なって、本物の愛になっている。
しかし物語にはもう一つ、さらに大きな謎が残されている。
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『葉桜と魔笛』の他のひとふみ
神さまは在る。きっと在る。
太宰治
葉桜のころの命についてお話いたします。
太宰治
どこからともなく、口笛で軍艦マアチが聞えて来たのです。
太宰治
青春というものは、ずいぶん大事なものなのよ。
太宰治
私は、それを僕自身の正義の責任感からと解していました。
太宰治
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