杜子春は又元の大金持になりました。するとどうでしょう。今まで眉をひそめていた、洛陽の都の人達は、急にいそいそと御世辞を云い始めました。
芥川龍之介杜子春
背景解説
一文無しのときは見向きもしなかった人たちが、金持ちになった途端にニコニコ近づいてくる。しかもこれ、作中で3回も繰り返されるんだよ。芥川は同じパターンを繰り返すことで、人間の本質がどれだけ変わらないかを突きつけてくるわけ。
3度目にお金を失ったとき、杜子春はある決断をする。それが物語のクライマックスへ。
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