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ここにのみは軽く塵たち紅き物いささかひらめきて一村の緑に映じたり。
柳田国男「遠野物語」
背景解説
退屈で地味な田舎の風景をずっと見てたら、いきなりド派手な祭礼がポップアップするみたいに現れた瞬間を描いてるんです。地方の村で珍しく色彩が爆発する瞬間って、そりゃもう目がくぎ付けになりますよね。昔の人たちにとって祭りは日常の退屈を一掃する、マジで特別なイベントだったわけです。
この祭りで、この旅人は一体どんな幻想的な出来事に巻き込まれていくのか——それが『遠野物語』の本当の怖さなんです。
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『遠野物語』の他のひとふみ
願わくはこれを語りて平地人を戦慄せしめよ。
柳田国男
自分もまた一字一句をも加減せず感じたるままを書きたり。
柳田国男
馬を駅亭の主人に借りて独り郊外の村々を巡りたり。
柳田国男
小字(こあざ)よりさらに小さき区域の地名は持主にあらざればこれを知らず。
柳田国男
問題の大小をも弁(わきま)えず、その力を用いるところ当(とう)を失えりという人あらば如何(いかん)。
柳田国男
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