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壮二君は今、拙宅のつめたい地下室にとじこめられて、暗やみの中でシクシク泣いております。
江戸川乱歩「怪人二十面相」
背景解説
怪人二十面相が送ってきた脅迫状で、誘拐された少年が真っ暗な地下室に監禁されてるって明かされるヤバい場面。犯人が警察にこんなメッセージを送りつけるってマジでサイコなやつだし、少年の運命がどうなるのかマジで不安になっちゃう。
でも、名探偵はこのメッセージから二十面相の正体と場所を特定できるのか—時間がない中での究極の推理バトルが始まる。
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『怪人二十面相』の他のひとふみ
いや、賊自身でも、ほんとうの顔をわすれてしまっているのかもしれません。
江戸川乱歩
血がきらいなのです。
江戸川乱歩
ただもう、無性(むしょう)にわなをしかけてみたくなったのです。
江戸川乱歩
あいつは、その時とばあいによって、どんな手段でも考えだす知恵を持っているのです。
江戸川乱歩
ハハハ……、二十面相は童話の中の魔法使いです。だれにでもできないことを、実行してみせるのです。
江戸川乱歩
ピストルはおもちゃだったのです。さいぜんから、おもちゃのピストルにおびえて、人を呼ぶこともできなかったのです。
江戸川乱歩
ちくしょうめ、やられたんです。あいつにやられたんです。
江戸川乱歩
それから、池の岸で、どんなことがおこったかは、しばらく読者諸君のご想像にまかせます。
江戸川乱歩
ぼくは損害を賠償してもらう権利があります。そのためにご子息壮二君を人質としてつれてかえりました。
江戸川乱歩
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