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しかも季節に縁のないレインコートをひつかけていた。
芥川龍之介「歯車」
背景解説
この一文、めちゃくちゃ不気味じゃない?普通なら「雨の日だからレインコート着てた」で終わりなのに、わざわざ「季節に縁のない」って書いてるってことは、真夏の炎天下とかにレインコート着てたってこと。死ぬ前の義兄の精神状態がヤバかったのか、それとも何か別の理由があったのか...芥川龍之介の心理描写の天才ぶりが光る一文だよ。
でも、なんで季節外れのレインコートなんて着てたんだろう?
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『歯車』の他のひとふみ
僕の視野のうちに妙なものを見つけ出した。妙なものを?――というのは絶えずまはっている半透明の歯車だった。
芥川龍之介
スリッパは不思議にも片っぽしかなかった。
芥川龍之介
誰か僕の眠っているうちにそっと絞め殺してくれるものはないか?
芥川龍之介
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