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一円九十銭の日当の中から、日に、五十銭の米を二升食われて、九十銭で着たり、住んだり、べらぼうめ!
葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」
背景解説
大正期の労働者の生活の厳しさが数字で生々しく語られる。米代だけで日当の4分の1以上が消える計算。「べらぼうめ!」という関西弁が絶望的な現実への怒りを表している。
そんな彼の前に現れた謎の小箱とは?
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『セメント樽の中の手紙』の他のひとふみ
私の恋人は、どんなところに埋められても、そのところ々々によってきっといい事をします。
葉山嘉樹
あの人は棺に入らないで回転窯の中へ入ってしまいましたわ。
葉山嘉樹
へべれけに酔っ払いたいなあ。そうして何もかも打ち壊して見たいなあ。
葉山嘉樹
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