もとから荒廃していた邸はいっそう狐の巣のようになった。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(15 蓬生)
背景解説
源氏が須磨に去った後、末摘花の邸がどんどん荒れていく描写。建物の荒廃が人の孤独をそのまま映し出していて、「狐の巣」という比喩が強烈に効いてるんだよね。
忘れられた場所には、忘れられた人がいる。
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